医療脱毛したのに効果ない!効果が出ない原因と対処法

「医療脱毛は効果が高いって聞いたから契約したのに毛量が変わらない」、「5回のコースを契約したのに2回目になっても効果がない」という不満や不安を持っている人も少なからずいるでしょう。

ここでは、医療脱毛で効果がないという人の共通点や原因3回目や5回目で得られる効果脱毛効果の高いレーザー脱毛器を紹介していきます。

実際にクリニックに通ってみて効果がないと感じた人は、ぜひ参考にしてみてください。

医療脱毛で効果を実感するまで何回かかる?

3回目くらいから効果を感じ始める

医療レーザー脱毛は効果が高いとはいえ、1回目から効果を実感できる人は稀です。大体の人は3回目くらいからだんだんと効果を実感し始めます。

1回目では、施術から2週間くらいで毛が抜け始めたけどまたすぐに生えてきたという意見も多いので、効果がないと思ってしまうかもしれません。3回目くらいからだんだんと次に生える毛のスピードが遅くなり、効果が出始めたと実感する人が増えてきます。

特に、VIOなどの毛が濃い部分は脱毛完了には時間がかかりますが、元の毛が濃いために実感しやすいという口コミもあります。

自己処理がいらなくなるのは5回程度、ツルツル肌は8回程度

脱毛は個人差が大きく、部位によって効果の表れ方も違うので一概には言えませんが、5回目くらいから自己処理の必要がなくなってきます。もともとの毛量が少ない人は、この辺りで腕や足のムダ毛が無くなってツルツルになったという人もいます。

8回程度まで通うとほとんどツルツルの肌になります。VIOなどの毛が濃く密集している部位、顔などの産毛が多く効果が出にくい部位はもっと回数がかかることが多いですが、腕や足などの部位であれば十分だという人が多いです。

サロンと比べれば半分程度の回数で、今後生えてくることもほとんどありません。

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医療脱毛で効果が出ない原因は?

十分な回数を通っていない

クリニックで使用される脱毛機器はいくつか種類がありますが、エステに比べると脱毛効果が高く、効果にそれほど大きな違いはありません。

ただ、いくら効果の高い医療脱毛と言っても、1回で効果を実感できる人はほとんどいません。クリニックの回数パックは大体5回~6回ほどですが、脱毛効果に関しては個人差が大きく、部位によっては規定の回数では足りないことも多々あります。

規定の回数を過ぎると追加料金が加算されて、予想以上にコストがかかってしまうこともあるので、脱毛完了までにどれくらいの期間通う必要があるのか事前に確認しておくことが大切です。

毛抜きで抜いたら全く効果なし!

脱毛前には、あらかじめ脱毛箇所のムダ毛を剃っておく必要があります。シェービングの際は、カミソリやシェーバーを使って皮膚上の毛を処理するだけで、毛抜きや除毛クリームなどで毛根ごと毛を抜いてしまうのはNGです。

医療レーザー脱毛の機器は、毛のメラニン色素に反応して照射する仕組みです。毛根部分を取り去ってしまうとレーザーが反応できず、脱毛効果がなくなってしまいます

また、毛を伸ばしたままの状態で施術すると、皮膚上に出ている毛のメラニン色素にも過剰に反応してしまい、火傷の危険性が高まります。

シェービングに関しての対応はクリニックによって違いますが、脱毛前に自己処理する必要がある事に変わりはありません。カミソリやシェーバーでしっかり処理しましょう。

脱毛前後のケアが不十分

日焼けをしていたり、肌が乾燥していたりすると脱毛の効果が薄れてしまいます。脱毛をすると肌や毛穴に熱がこもって乾燥しやすくなるので、脱毛後にしっかりと保湿をすると効果は出やすいです。

また、医療レーザー脱毛は基本的に日焼けした肌への効果が薄いです。日焼けの度合いによっては、クリニックで施術を断っていることもあります。

脱毛当日に日焼け止めを付けてしまうと、毛穴に日焼けクリームが溜まってレーザーが届きにくくなってしまいますが、普段は日焼け対策を万全にしておきましょう。

脱毛当日は日焼け止めだけでなく、デオドラント剤も推奨していません。脱毛前に肌を拭いたところで、毛穴に入り込んだデオドラント剤を取り除くことは難しいです。脱毛効果に支障をきたす場合があるので、使用は避けてください。

肌に色素が沈着している

肌の黒ずみやシミなどの色素沈着は、メラニンが原因です。色素沈着が起こっているところにレーザー脱毛する場合、毛のメラニンに反応するはずのレーザーが肌のメラニンにも反応してしまい、レーザーが分散して毛根までたどり着きにくい状態になってしまいます。

毛根までレーザーが届かないと、肌の表面に出ている毛を焼き切るだけで、脱毛効果が得られないということになります。また、色素沈着をしていると痛みが強く、レーザーの出力を上げることもできません

色素沈着している部位は、通常の肌よりも脱毛に時間がかかるということを頭に入れておきましょう。

医療脱毛はレーザーの種類で効果も違う

クリニック選びの際、使用している医療レーザー機器も重要ポイントです。今、日本で取り扱われている主流の医療レーザー脱毛機器といえば、ロングパルスヤグレーザーアレキサンドライトレーザーダイオードレーザーの3種類です。

レーザーの種類、ポイントについて紹介しますので、自分の毛質・肌質に合った方法を選んでください。

アレキサンドライトレーザー


1997年に日本に導入され、多くのクリニックで採用されているレーザーです。黒いメラニン色素に反応するレーザーなので日本人に向いており、高い脱毛効果が期待できますが、日焼け肌などには弱いです。

また、施術がスピーディな上、毛穴が引き締めやシミ、ソバカス改善など美肌効果も高いのがメリットです。ただ、ダイオードレーザーよりも痛みが強いのがデメリットです。

ダイオードレーザー

皮膚を接触冷却しながらの照射なので、火傷の心配もなく、アレキサンドライトレーザーよりも痛みが少ないです。

また、医療レーザー機器の中でも1番出力が高く、他のレーザー器では20ジュールの出力でもやけどの可能性が出てしまいますが、ダイオードレーザーでは40ジュールで脱毛することができます。そのため、感知しにくい産毛まで対応可能で、顔部分の産毛・髭脱毛などに最もおすすめです。

ロングパルスヤグレーザー

他の2つの機器に比べて光が奥深くまで届くため、毛が濃い人や頑丈な男性のヒゲなどに向いていますが、痛みが強いという意見もあります。肌の色を選ばないレーザーなので、色黒の人でも脱毛が可能です。

脱毛効果だけではなく、毛細血管拡張症の改善効果も期待でき、肌のシミの改善やニキビ跡の改善などの美肌治療にも使われています。

脱毛効果が出やすいのはダイオードレーザー

医療レーザー機器の種類の中でも1番出力が高いのはダイオードレーザーですが、基本的にどの医療レーザー機器もかなり出力が強く、短期間でも効果を実感することができます。出力が強く効果の高い医療レーザーでも数回は通う必要があるので、脱毛機器の種類や特徴を事前に確認しておくことが大切です。

また医療レーザーの種類により、脱毛箇所や毛質の向き・不向きがあるので事前に確認しておくことも大切です。

ちなみに、アレキサンドレーザーは濃く太いムダ毛には効果的ですが、産毛には反応しにくいものが多く、あまり向いていません。ダイオードレーザーは痛みが少なく、産毛や白髪にも対応でき、デリケートゾーンや男性のヒゲに適しています。

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まとめ

医療脱毛で効果が得られない人は、脱毛についての対応が間違っている可能性があります。

・まだ十分な回数を通っていない
・脱毛前に毛抜きで抜いてしまっている
・脱毛前後の日焼け対策や保湿などのケアが足りない
・肌が色素沈着している

このような要因が、医療脱毛は効果がないと思ってしまう原因かもしれません。個人差はありますが、医療脱毛で効果を感じ始めるには3回、自己処理がいらなくなってくるには5回、ツルツルになるには8回程度の回数は必要です。

痛みが少なく産毛にも効果の高い医療レーザー脱毛器はダイオードレーザーです。肌質や毛質に合わせて、アレキサンドライトレーザーやロングパルスヤグレーザーなどと一緒に検討してみてください。

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